30cmキューブにエーハイム2213の流量
ググると結構出てくる話題なんだけど、いまいち決め手になる情報が得られない。
自分の環境の例を参考に乗せておく。
30cmキューブ(約25リットル)に、ワンランク上のフィルターであるエーハイム2213(適合水槽: 約40~114リットル)を使えば濾過能力がアップするのではと言う話。
洗濯機状態になるのか?
シャワーパイプを改造したり、ナチュラルフローパイプやリリィパイプを使わないと、30cmキューブは流量が強すぎて洗濯機状態になると聞く。
実際の様子はこちら
シャワーパイプ等をなにも付けずデフォルトで30cmキューブに設置した様子が上記。
まあ強いと言えば強いかな?
排出口のあたりは本当に強めの流れで、たまに舞い込んできたエビが音速で押し流されたりしている。
追記
たまたまヒルストリームローチの動画を撮っていたら参考になりそうな動画がとれた。
この動画は排出口の対角線反対側のエリアだが、排出口が巻き込んだ気泡が結構な速さで舞っている
30cmキューブ * エーハイム2213を前提としたレイアウト設計
逆に、水流を抑えるのでなく、強い水流を前提としたレイアウト設計をするというアプローチもあって、今回の我が家の水槽はそうしてみた。
sakura-hidemaru.hatenablog.com
水流を好む生体や水草でレイアウトを統一する。
今回のレイアウトでは、ヒルストリームローチ系を飼いたかったので、フィルターは最初から2213を使う事にしていた。30cmキューブに2213を使う事で、ボルネオプレコやタイガーヒルストリームローチが好きな、「水流が強く濾過の効いた水質」を作ることができる。
水草もミクロソリウムやボルビティス、モス類といった活着性のものだけを使っており、特にミクロソリウムについては、こちらも本来ヒルストリームローチと同じく清流に自生する植物であり、水流を好む植物だ。水流を強くすることで通水性も上がりシダ病の予防にもつながる。
2213で単純に濾過能力が高まるため、陰性水草のみのレイアウトでは富栄養やコケの防止にもつながる。
チェリーシュリンプについては、元がヌマエビなので本来的には止水域の生物ではあるが、魚ではなく石や流木につかまり放題なので、水流が強くてもそこまで問題にならない。
と言うわけで、今回の屋久島風レイアウトでは、2213による過剰流量が良いことづくめだ。水流になびくミクロソリウムが美しい。